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2006/03/12

メリーさん

ほんとは今日はチェルフィッチュのかんそうを書くはずだったのですが。いまみたmixiニュース『メリーさんが映画に』が気になってつい。
メリーさんといえば、横浜で生まれ育ったひとにとっては“横浜の風景の一部”みたいなもの。渋谷にハチ公がいるのと同じ。ハチ公は駅前に留まっているけど、メリーさんにはいろんなとこで会えた。
わたしがメリーさんが気になりだした、というかメリーさんが“ヘテロ”だと認識したのは、小学校に上がったぐらい。たぶん、友だちと横浜(駅周辺)or馬車道あたりに遊びにいったときに、出会ったんだと思う。みんなで「変わったひとがいるね」との思いを持ち帰り、家族や学校の先生に聞いた気がする。大人たちも蔑視することもなく「ああ、あのひとはね・・・」と彼女にある種の敬意をいだきつつ教えてくれたと思う。
たしかにメリーさんの晩年の風貌は、奇妙で明らかに異質なモノだったけれど、みんな容認してた。なんか、みんな(横浜市民全員)の“おばあちゃん”みたいな感じで。
うちでとっていた読売新聞には、それこそ人生の晩年のころの近況が載ったりして。いまでも覚えている書き出しは「新聞記者として知ることができたメリーさんの現在の状況を、横浜市民の皆さんにお伝えしなければ・・・」的な書き出しだったとおもう。(たしか実の弟さんの家で余生を送っている、そんな記事)
なんで自分は“横浜が好きなんだろう”とおもうとき、メリーさんを邪険にするわけでもなく“それはそれとして置いといて”的にあったかく容認する器量が好きなんだと思う。あと、メリーさんのことをキチンと囲みで市民に知らせた読売新聞の横浜支局も好き。
アルゴ・ピクチャーズ

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コメント

僕も10年ほど前まで、横浜(根岸と関内)に住んでいたので、
もちろん、彼女のことは知ってます。 でも、メリーさんと
呼ばれていたのは、知らなかったなあ。 で、映画のサイトを
見て、やっとわかりました。 そうだったんだあ。と。
恥ずかしながら、彼女の背景とか、何も知りませんでした。
彼女が人前から姿を消して10年なのですね。 時を同じくして、
今の家に引っ越したので、正直言って、忘れていました。
Luluさんの言うように、横浜という街の一部、というか、ひとつの
風景、家族だったのでしょうね。

投稿: Captain Joe | 2006/03/12 14:18

昔見たような気もします。
なんだか、哀しいですね。

投稿: ジョー | 2006/03/12 19:07

>Captain Joeさま
わたしもmixiニュースを見るまで忘れかけていました。
『トイレの花子さん』や『口裂け女』のようにメリーさんが
都市伝説になっているのを知った時はビックリしました。
ただ、わたしのまわりでは『メリーさんは昔、梅毒の毒
にやられたせいで頭がおかしくなった』と言われてました。
この噂にしても真実のほどは定かではないのですが。

わたしも昨日いろいろなサイトを見て考えたのですが、
「第二次大戦の傷跡」ってかなり深く、そしてつい最近まで
身近なところに存在したんだなぁと、おもい悲しくなりました。
メリーさんの映画は、切なくて涙がボロボロこぼれそうなので
観ること出来ないだろうなぁ…

投稿: Lulu gold | 2006/03/13 00:20

>ジョーさま
そうですよねぇ〜☆
なんだかせつないですぅ☆<

投稿: Lulu gold | 2006/03/13 00:39

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